唐梨の木
Since 2006.12.12
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明日は卒業式なので、今日は最終リハーサルでした。ただ、今年は私の学年の人数が半端無い数なので公の会場を借りての卒業式となります。
できれば、学校で卒業式したかったな・・・。
今日で、制服着て学校へ登校することもあの教室の席に着くことも最後でした。
そして、「私たちの教室」はもう私たちの教室では無くなります。
私たちのロッカーも下駄箱も、もう私たちのものにはなりません。
でも、まだ全然そんな気がしないのです。
また、制服を着て学校へ登校して校門に立つ先生のチェックを通って、教室で先生が来るまで友達としゃべる、そんな当たり前だった日が来るような気がしています。
今、私のカバンの中には卒業アルバムが入っています。私たちの3年間をぎゅっと詰めて、それでもあふれ出してしまっているアルバムです。
この3年間で私は少しは大人になったのでしょうか?
私はどれだけのことを学んだのでしょうか?
高校生活を振り返ると、ほとんど部活のことしか覚えていません。
入部して、練習して、試合では勝てなくて初めて悔し泣きをしました。
今までどこか勝負事に関しては諦めていた所があったのですが「勝ちたい」「強くなりたい」と思うようになりました。
2年では部長になって、後輩がいなくて困って、みんなを率いていくための自分の力量を不安に思ったりしました。
3年になると念願の後輩ができて、それなのにすぐに引退になって、後輩達のことが心配でギリギリまで顔を出しました。
この3年生の1年間ほど、自分と見つめ合ったことは無かったかもしれません。小論模試や入試の面接では自分という人間がどんな存在かを考えさせられました。
この1年間を年末にやる「今年の漢字一文字」風にいうと、「試」だったと思います。
それは入試であり、自分の可能性を試したのであり、自分自身を試すことのできた1年でした。
帰りのHRで、先生に文化祭の時の売上金で花束をあげました。もともと涙もろい先生の涙腺は一発で決壊しました(;_;)
そのあと、私は中学の時の友達と地元で待ち合わせをして「自分たちの学校の制服を着てプリ」を撮りました。
1時に待ち合わせしていたのですが、卒業式のリハーサルとHRが長引いたので、45分も遅刻・・・ホント、ごめんなさい
みんなバラバラの制服なので、一緒に歩いていてちょっと変な感じでした(^_^;
みんなに会うのもプリを撮るのも久しぶりで楽しかったです。プリ撮った後は、みんなでおやつ食べながら2、3時間だべってました☆
この中学の時の友達は本当に仲が良くて、卒業しても友達と言うよりも「仲間」って感じでたまに会ってました。たぶん、彼女らは★生涯の友★なんだろうな、って思います。